円谷幸吉を知るための参考文献


▮ 円谷幸吉の生い立ちから亡くなるまで


敗れざる者たち

沢木 耕太郎

文藝春秋1976

東京オリンピック1964

フォート・キシモト

新潮社2009

オリンピックに奪われた命

30年目の新証言 橋本 克彦

小学館文庫



20世紀スポーツ列伝

読売新聞運動部

中央公論新社2000

孤高のランナー円谷幸吉

青山 一郎

ベースボール・マガジン社



▮ 遺書に対する論評


風景

第9巻・第3号 通巻90号

中央公論社1968

忘れられた名文たち

鴨下 信一

文藝春秋

心にひびく日本語の手紙

浦山 明俊

朝日新聞社2002



日本人の別れ

松永伍一

講談社1994

1964年の

東京オリンピック

石井正己(編)

川出書房新書2014



▮ 考察の手掛かり


新訳 武士道

新渡戸 稲造(倉田眉貴子訳)

幻冬舎ルネッサンス2012

日本人の忠誠心と信仰

リヒャルト・ハイゼ

草思社1997

美しい日本の私

川端 康成

講談社現代新書1969



旧石器時代人の歴史

竹岡 俊樹

講談社2011

近代日本の身体表現

瀬戸邦弘/杉山千鶴(編)

森話社2013



円谷幸吉を語るリンク


円谷幸吉のファンは多く、須賀川の地を訪れ、その生きた証しを脳裏に刻み込む。ネットで調べたブログには、一人ひとりの熱い想いが感じられる。(画像クリック)


古い話ですが私と円谷選手との接点は、東京オリンピック後の埼玉駅伝大会です。私は高校の部、円谷選手は成人の部とクラスは違いましたが走っている時に後姿をチラッと見た事が今でも、心に焼き付いて離れません。。。。(リンク未承認)

 2003年8月、円谷幸吉記念館を訪ねました。郡山駅で乗り換え約10分。須賀川駅に到着。交通手段は、JR東北本線須賀川駅下車、福島交通六軒行きバス鍋師橋で降りるとすぐです。。。。

 昭和43年1月7日、宮路道雄は自衛隊体育学校の校庭で偶然に円谷幸吉に出会った。「やあ、明けましておめでとう。今年も頑張ろう」新年の挨拶を交わした二人は、しばらく並んで走った。。。。。


円谷幸吉に関する論文


近年、円谷幸吉に関連した論文が発表されている。各論文とも、入念な調査と聞きとりにより構成されており、円谷幸吉を知る、大きな手掛かりとなる。


 

 競技スポーツにおける「自死」に関する一考察

 ―円谷幸吉を事例として― 

A Study on “The suicide” in Competition Sports

―A case of Koukichi Tsuburaya―    

 

岡部 祐介(早稲田大学 大学院スポーツ科学研究 )2007、

研究指導教員: 友添 秀則 教授


 

マラソン競技者・円谷幸吉の自死に関する一考察

 ―競技スポーツおよび競技者の問題性との関連から― 

A Study on the suicide of Kokichi Tsuburaya, a marathon runner

―Problems regarding competitive sport and athletes―    

 

岡部 祐介:早稲田大学大学院スポーツ科学研究科

友添 秀測:早稲田大学スポーツ科学学術院

吉永 武史:早稲田大学スポーツ科学学術院

稲葉 佳奈子:成蹊大学文学部

 

スポーツ教育学研究 Vol. 30 (2010) No. 1 p. 13-23

 


 

東京オリンピック マラソン・ランナー

円谷幸吉に関する病跡学的研究

 

夙川学院短期大学研究紀要 38, 1-18, 2009-03

中広全延(家政学科精神医学)

 


 

円谷幸吉を記念すること 

-福島県須賀川市の動向を中心に-

To commemorate Kokichi Tsuburaya :

Focus on the case of Sukagawa City,

Fukushima PrefectureTeruyuki Kobayashi

 

東北宗教学 5, 153-173, 2009-12

小林輝之(東北大学大学院文学研究科宗教学研究室)

 


 

須賀川市復興に想う(復興の光) 

-2012/7/29 [須賀川市未来資源調査視察団]参加レポート-

 

商工会議所までの緩やかな坂の上り下りが続く沿道は、

先の震災で被害にあったその多くが既に取り壊されている

街全体は閑散としていたが、復興前の静けさのようにも思えた。

本報告書にその印象と今後の方向性のアイデアを想い浮かべてみた。

 

長谷部裕治(構想博物館パートナー)